屋上屋

屋上で小屋を建てている

日記 20230913

在宅勤務が主である職場であるのと、今年の夏の耐え難い暑さとがあいまって、すっかり外に出る習慣がなくなってしまった。天気予報を見ているとその夏も着実に終わりへと向かっているようではあるけれど、たまの買い物で外に出たならば猛暑が続いているのである。などと書きながら窓を開けて夜気を吸い込んでみる。夜になれば涼しく、という期待は裏切られ、やはりじめじめ、のっぺりとした夏の夜が続いている。秋くらいしかまともに生きられないので、早く涼しくなってほしいと思う。

最近はなんだかぐったりしていて前に進む意思を欠いている。漫然とした日々を過ごしている。漫然としているのは自分だけであり、周囲では着実に時が過ぎ去り、自分がやるべき仕事は着実に積み上がる。タイムスパンの構え方がずれてしまっていて、心なしか疲れる。仕事のほかも同じようなもので、自分が生きている時間というものが、自分という生物のタイムスケールと乖離しているような気がする。おそらくはもう少し「前」となる方角を定めてそこに向かう運動をした方がよく、それは職業生活の中でというよりはむしろ「ライフワーク」をやるべきというところに落ち着きそうだ。

相変わらず世界にはevilなことが多くて嫌になってしまう。自分自身の拠り所になるものを自分の手で仮構=創話し続ける必要がある。それを怠ってはいないか。観察することと記述すること。やめないこと。続けることの持続。持ちこたえること。生き延びること。