屋上屋

屋上で小屋を建てている

日記

日記 2022-01-23

キムチに煎りごまを多めに振るといっそうおいしい。

日記 20210528 Oisix雑感

Oisixを試してみた。個別にプラ袋に梱包され、土もきれいに取り除かれた野菜が届き、なんだかぞわぞわとした違和感がある。お試しセットは献立単位のキットになっていたので、食材にレシピがついてくる。ところどころの工程に「お手伝いポイント」の表示があ…

日記 20210503

僕は選ぶ。僕は選んだ。僕は選ぶだろう。僕は。 一九五七年、人間が作った地球生れのある物体が宇宙めがけて打ち上げられた。この物体は数週間、地球の周囲を廻った。そしてその間、太陽や月やその他の星などの天体を回転させ動かし続けるのと同じ引力の法則…

日記 20210425

人通りが少なくなった商店街。「CLOSED」の札がかけられた店舗があり、「臨時休業」の張り紙がしてある。そのような店舗が一つならずあり、電気の消えた街並みは薄暗く、月が見慣れない明るさで浮かんでいた。こうして街は死んでいくのだなということ、そし…

日記 20210318

日ごとに暖かくなってくるような気がする。読んだり書いたりする元気が少しずつ戻ってくるような気がする。日常のちょっとした煩いをやっていくための諦めを少しずつ深めていくような気がする。全部殺すという気合を忘れないこと。とりあえず外に歩きに出て…

日記20201010

やっていた仕事が終わらなくてしばし延長線となってしまう。調べていたことがなかなか明らかにならないだけで、疲弊するほどのことではないのだけれど、結局真相にたどり着くこともなく、まったく展望のない小山を登ったときのような釈然としない気持ちだけ…

日記20200831

仕事を終え、職場のビルを出たところで、風の意外なつめたさを知る。八月の終わりを感じるにはお誂え向き、しかし今年はまだ台風も夕立も浴びていない。夏の空気というものをいちばん感じるのは、照る日の力強さやうだるような暑さでもなくて、ただ暴力的に…

道端に座り込むこと

都市的な空間に出た。街から人の姿が消えていたのはもう昔々のこと。今日の街には人の姿が溢れていて、まるで大昔に戻ったみたいだった。それでも見なくなった姿というのもあるな、とふと気づく。路石に、道端に、座り込んでいる人々の姿だ。 とはいえ、ここ…

日記 20200510

雨の予報だった。昼前に起きてみると太陽が顔を出している。空気は湿り気を帯びたままで、気温は上がっていく。半袖で曖昧な午後を過ごす。 日が沈めば涼しくなっていく。しかしながら空気は相変わらず湿ったままだ。夜風に粘度を感じる。こういう夜はきのこ…

日記

4/6(Mon.) 初出社。といっても、社用のPCと健康保険証その他を受け取り、指定の書類を提出するだけ。電車に乗ったのは3週間ぶりくらいで、中吊り広告の少なさに気が付いた。乗客の大多数はマスクをしていて、つまり、少数の人々はマスクをしていない。彼らを…

わからぬものの肌に触れる

最近ツイートしたことに関連して思ったこと、忘れたくないので、エントリとしてまとめなおそうと思います。 別になんら新しい思いつきではないから、再確認のためのメモのようなもの。屋上屋。再三語られてきたことについて語り直すこと。 かつて知人が行っ…

皮膚

手荒れがひどくなったりする。 昔からずっとそうで、治ったり荒れたりを繰り返している。本当は皮膚科に行くべきなのだが、億劫で、いつも市販薬を塗って、ひとまず皮膚が肉を覆っている状態になればケアすることも忘れてしまう。 利き手の方がひどくなりが…

5月5週

風邪がなかなか治らない。熱が帰ってきてバイトを休んだりする。むしろこのくらいの怠さこそが平常運転なのだという気がしてくる。 調子が悪いときは小説を読むのがよく進む。時間があることは大きな理由としてあるけれど、なんらかの栄養分みたいなものを身…

週末とその周辺・リミックス

熱は下がる。 相変わらず空の青みが薄い。夏に近づけば近づくほど、空の青みは薄れていくような気がする。それでは、僕らの記憶に残る、いつかの天高くまで突き抜けて青いあの夏空は、いったい何なのだろう。サマー・コンプレックス。 のそのそと起き出し、…

20190524

微熱が続いている。体温は時折上がり、さっき計ったらもうこれは微熱ではないなと思う。 今朝は空の青みが薄かった。気温が上がる。午後の緑がかった光。太陽が沈んでいく。空を赤く染めることもなく、ただ真っ白な光球が向こうの建物の裏へと回っていく。 …