屋上屋

屋上で小屋を建てている

2021-01-01から1年間の記事一覧

日記 2021-10-25

シャワーの湯温を1℃上げる。 感覚は変化に対して鋭敏で、小さな違いであるようでも湯ははっきりと熱くなるのを感じる。 一方ではっきりしない変化というものもあって、その中では感覚はうまく働かず、むしろ鈍麻していくのだろう。 大きな両手鍋を買ったので…

日記 2021-10-14

夜道をひとり歩くときの ( 何との? ) 親密さ。

日記 20210710

季節はめぐり、夏の光をもとめて散歩へ。 涼しさがほしくなって、晩ごはんに蕎麦をたぐりにいく。 同行人が「蕎麦は季節ごとに食べたくなるのですごい」と言っていたので、今日食べたのは初夏の蕎麦。 帰宅したならば雷雨がやってくる。梅雨が終わりに近づけ…

われらみなbotのようなもの

一人ののあいだに到達するかどうでもいい、それは短い観念〉にもノマド的な隠語なの将軍は世界のです、もはや二分法的な本というものは多分雑草である。— ひるめり (@hirumeri) 2021年6月30日 (シーニュ))実に奇妙な強度、機械となったものである頂点への…

日記 20210528 Oisix雑感

Oisixを試してみた。個別にプラ袋に梱包され、土もきれいに取り除かれた野菜が届き、なんだかぞわぞわとした違和感がある。お試しセットは献立単位のキットになっていたので、食材にレシピがついてくる。ところどころの工程に「お手伝いポイント」の表示があ…

日記 20210508

たこ焼きをくるりと返しながら、たこ焼きを焼き続ける人生というものもありうるのだ、ということを思った。

日記 20210503

僕は選ぶ。僕は選んだ。僕は選ぶだろう。僕は。 一九五七年、人間が作った地球生れのある物体が宇宙めがけて打ち上げられた。この物体は数週間、地球の周囲を廻った。そしてその間、太陽や月やその他の星などの天体を回転させ動かし続けるのと同じ引力の法則…

日記 20210425

人通りが少なくなった商店街。「CLOSED」の札がかけられた店舗があり、「臨時休業」の張り紙がしてある。そのような店舗が一つならずあり、電気の消えた街並みは薄暗く、月が見慣れない明るさで浮かんでいた。こうして街は死んでいくのだなということ、そし…

土井善晴の新刊告知を見て考えたこと

Twitterで見かけた土井善晴の新刊は『くらしのための料理学』というらしい。「学」ときましたか。 わー❣️うれしい 見本誌があがってきました。そもそも料理とはなんですか(?)という問いに答えようと書きはじめたことが一冊になりました。料理がわかると料理…

日記 20210318

日ごとに暖かくなってくるような気がする。読んだり書いたりする元気が少しずつ戻ってくるような気がする。日常のちょっとした煩いをやっていくための諦めを少しずつ深めていくような気がする。全部殺すという気合を忘れないこと。とりあえず外に歩きに出て…